制服を着用する職場での衛生管理について

制服を着用する職場で注意しなければならない点は衛生管理です。特に飲食物を扱う職場ではわずかな汚れが重大なトラブルを招く恐れがあります。制服が汚れていると細菌が繁殖し、お店の飲食物が汚染される可能性は否定できません。職場での食中毒トラブルを避けるためにも、衛生管理には細心の注意を払う必要があります。

そのため、制服はこまめに洗濯を行い、常に清潔な状態を保つことが重要になります。また、ボタンが取れたり、ほころびが合った場合は、随時自分で直すようにしましょう。制服のお手入れは、業務外に行わなければなりませんが、社会人としての身だしなみにもつながるので、衛生状態とコンディションには気を配らなければなりません。

それから、職場における制服は、外部との識別が容易になる効果があることも頭に入れておきましょう。制服を着用していると、特定の会社組織に所属していることがひと目でわかるので、一種の広告と見なされることがあります。それだけに、汚れた状態の制服をそのまま着ていると、職場のイメージまで悪くなる可能性があります。

支給された制服の衛生管理について細かく決めている会社は決して多くはありませんが、生地の変色や悪臭などの不具合を放置したまま着用を続けるのは避けるようにしましょう。制服はあくまで会社からの支給物であるため、大切に扱い、着用時には会社の看板を背負っているという意識を持つようにしてください。